こんにちは。宮本歯科クリニックです。
「口腔機能低下症シリーズ」第4回は、自宅でできるお口のトレーニングをご紹介します。
お口の機能は、毎日の生活の中で少しずつ変化します。
大切なのは、難しい運動を一度にたくさんすることではありません。
無理のない範囲で続けることが、お口の機能を守ることにつながります。
1.唾液を飲み込む練習
まずは、唾液をゆっくり飲み込む練習です。
背筋を伸ばして座り、あごを軽く引きます。
唇を閉じて口の中の唾液を集めたら、のどの動きを意識しながらゆっくり飲み込みましょう。
一度飲み込んだら少し休み、無理のない範囲で数回繰り返します。
お口が乾いて唾液が集まりにくい場合は、無理に続ける必要はありません。
2.左右の歯でバランスよく噛む
かむ力を守るためには、普段の食事でしっかり噛むことも大切です。
片側だけに偏らず、左右の歯を使うことを意識してみましょう。
ただし、硬いものを無理に噛む必要はありません。
歯や入れ歯の状態に合った食べ物を選び、ゆっくり味わって食べることが大切です。
「片側でしか噛めない」
「入れ歯が動く」
「噛むと痛い」
このような場合は、トレーニングの前に歯や入れ歯の確認が必要です。
3.唾液腺をやさしくマッサージ
お口の乾燥が気になる方は、唾液腺マッサージも試してみましょう。
耳の前をマッサージ
指を耳の前に当て、後ろから前へ円を描くように、10回ほどやさしく動かします。
あごの内側をマッサージ
あごの骨の内側にある柔らかい部分を、耳の下からあご先へ向かって、数か所に分けてやさしく押します。
あごの下をマッサージ
両手の親指をあごの下に当て、舌を持ち上げるようなイメージで、ゆっくり上方向へ押します。
痛みが出るほど強く押す必要はありません。
食事の前や入浴中など、リラックスできる時間に取り入れてみましょう。

続けやすい方法を見つけましょう
お口のトレーニングは、毎日の歯みがきや食事と一緒に行うと習慣にしやすくなります。
すべてを一度に始めるのではなく、まずはできそうなものをひとつ選んでみましょう。
むせが続く、飲み込みに強い不安がある、唾液腺に腫れや痛みがある場合は、無理に練習やマッサージを続けず、歯科医院へご相談ください。
宮本歯科クリニックでは、お口の状態に合わせて無理なく続けられる方法をご案内しています。
気になる変化がありましたら、定期検診やクリーニングの際にお気軽にお声かけください。


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