お口の機能、どう調べる?飲み込み・かみ合わせ・お口の乾燥を確認

口腔機能シリーズ

こんにちは。宮本歯科クリニックです。

「口腔機能低下症シリーズ」第3回は、歯科医院で行うお口の機能の確認についてお話しします。

前回のセルフチェックで気になる項目があっても、

「歯医者では、どんな検査をするの?」

と不安に思う方もいるかもしれません。

口腔機能低下症には複数の確認項目がありますが、当院では患者さんのお困りごとを伺いながら、主に次の3つを確認しています。

1.唾液を飲み込めるか確認します

まずは、唾液を飲み込んでいただき、のどの動きや飲み込みにくさがないかを確認します。

飲み込む力が弱くなると、お茶や汁物でむせたり、食べ物がのどに残るように感じたりすることがあります。

必要に応じて、姿勢やタイミングを確認しながら、唾液をゆっくり飲み込む練習も行います。

無理に何度も繰り返すのではなく、その方の状態に合わせて進めていきます。

2.上下の歯がかみ合っているか確認します

次に、上下の歯が安定して当たる場所があるかを確認します。

大切なのは、歯の本数だけではありません。

残っている歯や被せ物、入れ歯などが、食べ物を噛むための支えになっているかも重要です。

かみ合わせが不安定になると、硬いものを避けるようになったり、片側だけで噛むようになったりすることがあります。

必要に応じて、むし歯や歯周病の治療、被せ物や入れ歯の調整なども検討します。

3.お口が乾燥していないか確認します

舌や頬の内側などを見ながら、お口の中が乾燥していないかを確認します。

唾液が少なくなると、

・食べ物が口の中に残りやすい
・飲み込みにくい
・話しにくい
・入れ歯がこすれやすい

といった症状につながることがあります。

乾燥がみられる場合は、水分の取り方や唾液腺マッサージ、お口の保湿など、その方に合った対策をご案内します。

検査は「できないこと」を探すためではありません

お口の機能は、年齢とともに少しずつ変化します。

大切なのは、早めに変化に気づき、今ある機能をできるだけ保っていくことです。

検査の結果に合わせて、無理なく続けられる練習やお手入れの方法を一緒に考えていきます。

「最近よくむせる」
「硬いものが噛みにくい」
「お口の乾燥が気になる」

このような変化がありましたら、定期検診やクリーニングの際にお気軽にご相談ください。

次回は、お口の機能を保つために自宅でできるトレーニングについてご紹介します。

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