こんにちは。宮本歯科クリニックです。
「宮本ドクター8028への道」第3回は、お子さんの「下唇を噛むクセ」についてお話しします。
こんな様子はありませんか?
テレビや動画を見ているとき、勉強やゲームに集中しているときなどに、下唇を噛んだり、上の前歯の裏側へ巻き込んだりしていませんか?
下唇を噛むクセは、本人も気づかないまま無意識に行っていることがあります。
・下唇をよく噛んでいる
・下唇を吸い込むような仕草で、上の前歯が強調して見えている
・下唇に赤みや歯の跡がある、下唇がカサカサになって荒れている
・口を閉じたときに、下唇が上の前歯の後ろへ入っている
このような様子がないか、普段の何気ない場面で確認してみましょう。
歯並びへの影響は?
下唇を噛んだり吸ったりする状態が続くと、上の前歯には外側へ、下の前歯には内側へ向かう力がかかります。
そのため、
・上の前歯が前に出る
・下の前歯が内側へ傾いたり、綺麗に並んでいない
・下の前歯4本がかみ合わせが深くなる
・上の前歯で歯ぐきを傷つける
といった変化が起こることがあります。
上の前歯が前に出ると、唇を自然に閉じにくくなる場合もあります。
ただし、下唇を噛んでいるすべてのお子さんに、歯並びの問題が起こるわけではありません。
もともとの歯並びによって下唇を噛みやすくなっている場合もあるため、クセだけが原因とは限りません。
ご家庭でできること
下唇を噛むクセは無意識に行っていることが多いため、強く叱ったり、何度も注意したりするだけでは、なかなか改善しないことがあります。
まずは、いつ下唇を噛んでいるのかを優しく観察してみましょう。
テレビを見ているとき、勉強中、緊張しているときなど、クセが出やすい場面が分かることがあります。
本人が気づいていない場合は、鏡で口元を一緒に確認しながら、
「今、下唇を噛んでいたよ」
と優しく伝えてあげましょう。
できていないことを注意するよりも、下唇を噛まずに過ごせたときに褒めてあげることが大切です。
気になるときはご相談ください
・上の前歯が出てきた
・かみ合わせが深い
・下唇に傷や赤みがある
・口を閉じにくそうにしている
・注意してもクセが長く続いている
このような様子がある場合は、一度歯科医院で確認することをおすすめします。
宮本歯科クリニックでは、歯並びやかみ合わせだけでなく、唇の動きやお口の使い方も含めて確認します。
すぐに矯正治療が必要になるとは限りません。
「このクセは様子を見ても大丈夫?」という段階でも、お気軽にご相談ください。

次回は、#4舌を前に出すクセについてお話しします。意識して出している方はいないはずですが気づけば出しているかも?乞うご期待ください。


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